2作品
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俊子は年上の男省三と同棲している。彼女の背中には省三に彫られた般若の刺青があった。名人の血を継ぐ刺青師の省三は、彼女を手許に引止めるために彫ったのだ。今、彼は外人に刺青を頼まれてヨーロッパに行っている。俊子の隣室に住む朝子と伸二は学生同士の恋人だが、朝子は浮気がバレて正男の許へ行ってしまった。事情を聞いた俊子は荷物を取りに来た朝子を眠らせて秘所に竜の刺青をするが…。
- 550円~
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洋子は夫の康之が九州へ出張するので、車で空港まで送ることになったが、たとえ二日間でも独りで過ごす寂しさを思うと我慢できず、川原で車を停めて夫の体を激しく求めた。飛行機の飛びたつのを見送って社宅に戻ると、電話のベルが鳴っていた。受話器を取ると、相手は意外にも康之が一緒に出張すると言っていた経理課長の佐藤だった。そして初めて、夫が会社の金を使い込み、発覚を怖れて姿を消したことを知らされて愕然とした。宿泊予定の福岡のホテルに照会したが、もちろん康之は泊っていなかった
- 550円~
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