母子交尾 [大胡路] 近藤郁美
作品コメント郁美はシングルマザーとして宏彰を出産し、必死に働き育てて来た。宏彰はお陰で大学にも入れて、就職も決まった。就職とともに宏彰は一人暮らしを始めた。独りになった郁美は、ふと自分の人生を振り返り「このまま女が終わっていいものか……」と疑問に思い始めていた。そして郁美が50歳の誕生日を迎える日。宏彰から誕生日プレゼントとして、温泉旅行に誘われた。……宏彰は郁美を女として好きになっていた。女を忘れたくない母と、禁断の感情を心に孕んだ息子。二人の危うい温泉旅行が始まるのだった。 |